犬のしつけをしないとダメ?

犬を飼っている人、犬が好きな人にとっては、愛犬はとっても可愛い存在です。

目に入れても痛くない」、と時にそんな親バカになってしまうくらいですよね。

愛する我が子を精一杯かわいがってあげたい、好きなように自由にさせてあげたいと思うものです。

しかし、それでも犬にはしつけをしなければいけません。


今、愛犬にしつけをするのが可哀想と言って出来ない飼い主が増えているといいます。


「犬なんだから吠えるのは仕方ない」

そう思って、やたらと無駄吠えをしたり、お客さんに吠えていたりしても、そのままにして、しつけを放棄していませんか?

ご飯が欲しい、遊びたい、散歩に行きたい、などなど様々な犬の欲求を、あなたの愛犬は吠えてアピールしてきませんか? そしてその欲求をなんでも聞いてあげていたりしますか?


もしそうなら要注意!


飼い主のあなたが犬の欲求を何でも叶えてあげていると、犬は自分がボスで、あなたは手下と思うようになります。

「それでも構わない」と思っていますか?

一見、それでも構わないような気もしますが、後々大きな問題になることもあります。

しつけがされていない犬は、飼い主に噛みついてきたり、他人に攻撃しようとした時にも、犬はあなたの制止を聞いてはくれません。

自分がボスと錯覚している犬は、自分が敵と判断したらその意思で動きます。犬が手下と思っているあなたが止めようとしても従ってはくれないのです。

自分が噛まれるだけならば自己責任で済むかもしれませんが、もしも他人にケガをさせてしまったら大変なことになってしまいます・・・。


今は可愛くて可愛くて仕方がないワンちゃんでも、いつも問題行動ばかりを起こし続けていたら、さすがに参ってしまう時がやってくるかもしれません。

もし、そんな時が来てしまい愛犬への愛情が薄れてしまったら・・・。

それは犬にとっても飼い主にとっても不幸なことです。


犬にしつけをするのは、決して可哀想なことではありません。

人と犬が共に幸せに暮らしていく為には、しつけは欠かせないものなのです。

正しいしつけの方法を学んで下さい。